よくわかる古文

偏差値82.1の勉強法
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紫のひともとゆえに武蔵野の草はみながらあはれとぞ見る
(古今和歌集 詠み人しらず)

「源氏物語」の紫の上の名前はこの和歌に由来するといわれています。
「むらさき草がたった一本生えているだけで、武蔵野の草花は全部いとおしく思われる」





古文勉強に際しても効率的なよくわかる勉強法が必要となるが、
大学受験生としては抜群の国語成績・偏差値を誇っていた者として自信をもって言うが、
次の3点に注意すれば効率的に勉強することができます。

1 重要単語をおぼえる
2 古典文法を理解する

3 古今集などの和歌を覚えて勉強の参考にする(古今和歌集勉強法)


勉強に際しては、上記1の単語と2の文法は非常に重要である。

この二つのものの知識がないと勉強は一歩も前に進めない。

古文勉強において単語と文法は自動車の両輪のようなものであり、
そのどちらが欠けても、賢明で効率的な勉強を進めることはできない。

それから3の古今和歌集。
このことは意外と知られていないが、
古今和歌集の和歌を覚えることは勉強に大いに役立ちます。

短文で覚える勉強法。
それがこの古今和歌集勉強法だ。

勉強効果のほどは人にもよるが、速攻で決まる人もある。
人生いろいろ。効果もいろいろ。学習のしかたもいろいろです。

古文上達の方法

1 重要単語をおぼえ

これが攻略の第一歩であり最重要事項。
必要な重要単語をどれだけ多く知っているかで試験の得点が変わってくる。
このことは英語を含め語学全般に言える。

重要単語あるいは必要な単語と云う表現を使ったのは、入試で出題される単語は大体決まっており、それを中心に勉強しておけば入試レベルの問題には十分対応できるという意味である。

これは市販されている「単語集」で勉強すればいいと思うが、その際は以下に注意。

@ 例文の意味を理解した上でおぼえる
単語の意味ばかりおぼえても、文章全体の訳もできないようでは試験では役に立たない。
   
最初は例文をよく見て、意味を確かめてから2,3回読みなおすんだよ。     
このことを、時間をおいてくり返しているうちに覚えることができる。    
1回で覚えようとしてもそれは無理だよ。
何回もくり返すのが勉強法の極意だ。 

A 現在とは意味の違っている単語に注意する
「おとなし」は「おとなしい」という意味ではない。
古文単語にはこの手のものが多いので、これをひとまとめにして覚える。

B まぎらわし単語に注意する
例えば、「こころ」という言葉でも、
「こころうし」「こころやまし」「こころもとなし」
「こころにくし」「こころづきなし」
などがあるが、それぞれ意味が違う。
こういった単語も整理して覚えるとおぼえやすい。

2 文法を理解する

これも勉強では大事だね、試験問題では文法知識のあるなしをずばり訊いてくる。

具体的に言うと、「動詞の活用」 「助動詞」「助詞」あたりだね。
この三つの文法問題は出るのがあたりまえと考えて、徹底的に勉強だね。

文法問題は英語の熟語の勉強と同じで、
知らないといくら考えても答えは出てこないよ
逆に言えば、知っていれば答えはすぐ出るという事。

「傍線の部分には文法的な誤りがある。それを指摘せよ。」
こんなのよく出るでしょ。こういうのは、文法的知識があれば解決するものがほとんどなので、上に上げた三つは必ず勉強しておくこと。

 古今集などの和歌を覚えて勉強の参考にする(古今和歌集勉強法)

これは「枕詞」とか「修辞法」といった古典文法の勉強になるという意味もあるけど、
日本人としての「教養」だね、「教養」。
教養を兼ねた勉強法がこの古今和歌集勉強法である。





少し話がそれることになるが、
このサイトのタイトルにも使用している「偏差値82・1」は駿台公開模試の国語で獲得したものであり、席次は1位であった。
後に芥川賞をとったO.Aさんもこの時受験していた。

国語の成績は”爆発型”で駿台で偏差値が80を超えることもあったが、古文における高得点がその原動力になっていたことは間違いない。
国語の試験ではいつも最初に解答していた。

受験勉強に受験勉強法があるように、
試験にも得点術というものがある

つまり、点の取りやすいところで確実に高得点をするというのがそれである。
これができないと成績や偏差値の上昇は望めない。

具体的にいうと、国語でいえば古文、英語では文法問題と語法・イディオム問題。
ここでいい点が取れている人はいつも成績がいいし偏差値も高くなっている。

国語は、現代文・古文・漢文とあるけど、いちばん偏差値を上げやすいのは古文だ。
おまけに古文ができるようになれば、漢文もできるようになる
つまり、国語の成績や偏差値を上げようとするなら、古文勉強に力を注ぐのが賢明な勉強法なのだ。

平安朝の古典作品が読めれば、鎌倉や江戸期のものも基本的には読むことができる。
「源氏物語」や「枕草子」が古典として教科書に出てくる理由のひとつがこれである。

「源氏物語」が読めるようになれば、たいていの古典は読みこなせるが、
大学入試レベルではもっと平易なものが出題される。

理想を言えば「源氏物語」を読みこなせる読解力が望まれるが、
大学入試レベルの古文は源氏レベル以下の読解力でも十分に対応することができるので、以下に掲げる作品を教材にして勉強することを奨めておく。

勉強に役立つ古典作品

伊勢物語 大和物語
大鏡 栄花物語
源氏物語 枕草子
平家物語 今昔物語 宇治拾遺物語 十訓抄(じっきんしょう)
徒然草 方丈記

しかし、受験生は古典だけを勉強していればいいわけではないので、
現実的な方法としてはより効率的な勉強法が推奨される。

実際の大学入試に出題される問題の難易度を考えると、
単語集や文法の参考書を何回もくり返し勉強することによって、
問題に対応するのが賢明な勉強法といえる。





したがって、勉強は単語と文法の二つを中心にすえて進めることが望まれるわけであるが、
単語を覚えるときには勉強方法に注意が必要なので述べておく。

単語を覚える際の注意

単語を勉強する時には単語の意味を覚えるだけではなく、
一緒に出ている例文の意味も理解して勉強するようにしなければだめだ。
こうすることによって、読解力も養うことができる。

短文を読みこなせるようになるだけでも、数をこなしているうちに古文に慣れてくる。
単語集には300程度の例文は載っているのでかなりの練習になる。
古典古文の勉強においては、
この古文の文章に慣れるということが重要なのだ。

英語勉強法のページでも書いたけど、
古文単語も英単語や英熟語と同じように例文付のもので勉強するのがいい。
英語の場合のように丸暗記しろとまでは言わないけどね、古文の勉強では。

成果を出すには何事にもそれなりの努力は必要であり、正しい勉強法で勉強すれば古典克服も困難なことではない。

くり返しになるが、
古文は単語と文法の知識がないと歯が立たないんだよ。

例えば、こんな文章の意味がすぐにわかるだろうか。

むかし、おとこ有りけり。身はいやしながら、母なん宮なりける。
その母、長岡といふ所に住み給ひけり。(伊勢物語八十四段)

これなども、古典の文章としては平易な部類に入るが、それでも単語と文法なしでは理解するのは容易ではない。

まず問題になるのが「おとこ有りけり」の「けり」だ。
なぜここで「けり」を使っているかといえば、物語の作者が実際にこの男を見て知っているわけではないからだ。だから伝聞を意味する「けり(〜だそうだ)」を使っている。

次はもっと厄介でちょっと骨がおれる。
「身」は「身分」とか「官位」を表している。
いやし」は「(身分などが)低い」という意味で、現在の意味とはやや違っている。
ながら」は、「〜であるけれども」という意味と「〜のままで」の両方が可能であるが、「身分は低かったが」という解釈のほうがいいだろう。


「母なん宮なりける」は文法の出番。「なん〜ける」で係り結びの法則。
この男の母親が「宮」、つまり「皇族出身」の内親王であったことを強調している。
在原業平の両親は阿保親王と伊都内親王であり、ともに皇族出身だったからね。
そして皇族出身である母親に対しては、「住み給ひ」と敬語を使っている。

この例文解釈を見ただけでも、いかに単語と文法が勉強の上で重要になるかがわかると思う。
単語と文法、この二つがあれば大体の用は足りてしまう。それが古文勉強の正体だ。

古文は日本語にあって日本語にあらず、一種の外国語と考えたほうが勉強しやすいかもしれない。英単語も英文法も知らなければ、英語が理解できないのと同じだ。


厳選古文参考書と問題集


最後に、
動詞の活用の勉強も兼ねて和歌を一首載せておく。

ゆく蛍雲のうへまでいぬべくは秋風ふくとにつげこせ(伊勢物語 四十五段)






以下の記事は「勉強の花道」のなかから、
学習の参考となるものを取り上げてみました。

読んでおもしろく、歴史の勉強にもなります

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