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 Shakespeare
が正しい綴りです。
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| 英語読むだけ男の英検1級合格実戦記 |
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受験英語は得意でも、英検1級受験の時までほとんど英語を話したことのない人間が2回目の二次試験でスピーチ試験に合格した実体験記です。
どのような勉強方法で英検1級の試験に合格する事ができたのか。
特に二次試験のスピーチ試験に関しては大いに参考になると思います。
また、中学〜英検1級合格までの英語学習履歴を簡単に述べてありますので、参考にして下さい。
敵を知りおのれを知れば百戦して危うからず。
この中国の古いことわざは英検1級試験合格に関しても真実なのである。
目指せ英検の星!
英検1級合格!
中学時代
中1中2で欠席日数が多かったが、英語の成績はよかった。
高校・受験生時代
英語も含めて学力が飛躍的に向上したのがこの時期。
学力が向上した理由は目一杯勉強したから。
まさにガリ勉レベルで、勉強以外のことはほとんどしなかった。
英語の参考書なども何冊も買い込んでやったが、買っただけで手をつけないものも数多かった。
この時期にやったもので印象に残っているのが「基本英文700選」「西尾の実戦英文法」「原仙作英文標準問題精講」「英文法頻出問題演習」。
特に700選なんかは原型をとどめなくなるくらいくり返してやった覚えがある。表紙が取れてしまい、角がすり減って丸みを帯びた状態になっていた。
駿台で直接鈴木長十と伊藤和夫両先生に習う羽目になったので、700選には特に想い出がある。
駿台の英語では長十がいちばんためになったね。
英語の訳し方を教えてくれたのが鈴木長十その人だった。
こなれた日本語訳とでも呼ぶべきものを学んだのが鈴木長十からであった。
伊藤和夫先生は俗な言葉でいうと非常に理屈っぽい先生で、まるで数学の授業でもやっているのかと思うほど論理的に英文の構造などを解説しながら授業を進める先生であった。
駿台の英語の試験問題は伊藤先生が中心になって作成していたと思うが、この先生はSの傾向があるんじゃないのかと思うほど、学生を痛めつけるような難問を出された記憶がある。
普通の大学受験生には解答不可能レベルの問題という意味であるが。
何しろこの時期にはとことん勉強したという記憶があるが、おかげさまで高校以降は英語は得意科目となり、文字通り得点源であった。
ヌルハチのHP「偏差値82・1の受験勉強法」の中でも述べているが、ヌルハチの得意科目の中でも成績がいちばん安定していたのは英語であった。
そしてその高値安定の英語成績を支えていたのがこの受験生時における受験英語の英語力であった。
受験生時に一生懸命英語の勉強に励んだからこそ、その後の人生で英語で苦労することはそれほどなかったのだ。
このことは特に強く述べておきたい。
大学時代
大学時代も英語で苦労したことはなかった。
まさに偏差値通りの楽勝レベル。
楽に単位が取れるので英語関係を選んで選択していた。
新聞英語とかね。
この時期に読んでいたのがB.Russellであり、それからDickens, Shakespeare、その他の作家と続くことになる。
英検1級合格のためには英語そのものの力を向上させる必要があるので、この英文多読という作業は英検1級合格のためには避けて通る事ができないものと認識しておいた方がいいだろう。
ここまで読んだだけでもわかると思うが、まさに英語読むだけ男の面目躍如の英語学習歴であり、英語を話すという訓練が一つも出てこない。
このことが英検1級合格の大きなそして最大の障害となるのである。
英検1級受験時
周囲から”英語のできる男”と思われていたので、いくらなんでも英検1級くらいは取得しておかなくては具合が悪いだろうということで英検1級を受験することになった。
英語を読むことに関しては自信があったので、英検1級一次の筆記試験は問題なかった。
ただ何といっても二次試験のスピーチが最大の問題だった。
ほとんど何も話すことができないであろうから、二次で不合格となることは受験する前から確定していたようなものだった。
大恥をかくのは分かりきっていたが、とにかく一度実際に英検1級二次試験を体験してみないことには前に進む事ができないので、大恥覚悟で受験することにした。
英検1級二次試験スピーチ完敗
英検1級の一次試験で落ちることはよもやあるまいと考えていたが、その予測通り無事に一発合格した。
問題は何といっても二次のスピーチ試験であった。
恥ずかしい思いをするのを承知の上で試験場に向かうのは苦痛であったが、英検1級合格のためには避けては通ることのできない屈辱であった。
英検1級二次試験のスピーチは四谷の日米英語学院というところで行なわれた。
これは後になって感じたことであるが、
英検1級二次のスピーチ試験では、スピーチをする順番もかなり重要となる。
試験官も人間であるから、初めのほうの受験者にはどうしても辛目の採点をしがちである。
なるべく中盤以降でスピーチに臨めるように、試験の集合時間を考慮して入室・着席する事を推奨する。
ヌルハチの場合は6番目か7番目であったと記憶している。
選択したスピーチのタイトルは「私の好きな果物」といったものだった。
「私の好きな果物はスイカです。夏になるとやはりスイカが思い浮かぶ」
ここまではよかったのだが、その後が続かなかった。
やっぱりまずかったかと思ったが、そこは実力通りで、その後一言も英語が出てこなかった。
まる三分間に近い沈黙を余儀なくされたされたことは、本当に文字通り穴があったら入りたいほどの恥ずかしさであった。
スピーチの後の質疑応答では外人の試験官の方は質問してくれたが、日本人の試験官はあまりのひどさにあきれ返って、質問さえしてくれなかった。
ちなみにこの日本人の試験官はNHKのテレビ語学番組に出ていた京都大学の助教授でけっこう有名な人であった。
まじめに勉強をはじめてからは、学業成績や自分の能力に関して恥ずかしい思いをしたことはなかったので、この英検1級二次のスピーチで受けた屈辱は半端なものではなかった。
英語の成績で恥ずかしい点数なんか取ったことはないのに、
なんだこのざまは、と思った。
幸いなことに、大恥は覚悟のうえの試験であったので、自分の後の受験者の話す英語はかなり冷静に聴くことができた。
そして英語を話す練習・訓練さえすれば、自分の場合は十分に対応できるという自信を持つことができた。
英検1級二次試験スピーチ対策
「きみの英語に必要なのはただ話すことだけだよ」
あるアメリカ人の男性がヌルハチに言った言葉である。
英検1級二次試験で考査の対象となる能力は次の二つである。
@課されたトピックについて、文法的に間違いのない英語をナチュラルなスピードで話すことができる
Aその後の試験官との英語による質疑応答において会話が成立する
@で一番大事なことは、文法的に誤りのない英語である程度のまとまりのある話をできるかどうかということだ。
よく英検1級用の教材には模範スピーチが付いているが
あれほど立派な演説原稿を読みあげるようなスピーチができなくても、
英検1級は合格できる。
致命的な文法的間違いのない英語を話す。このことに注意すれば英検1級合格に必要な@の条件はほぼ達成する事ができるのである。
Aについては、特別な訓練は必要ないと考えた。
質問さえしてくれれば英語で答えることに困難は感じないということが一回目の英検1級二次試験のスピーチを受験したことではっきりと分かったからである。
転んでもただでは起きないという言葉があるが、ヌルハチの場合も英検1級二次試験で大恥をかいたことを無駄にはしなかった。
自分の英語に足りないものは実際に英語を使って話すこと。このことをはっきりと認識することができただけでも英検1級二次試験スピーチを受けた価値はあったのである。
実践英会話
英検1級を実際に受験したことで、自分に必要なのは英語をナチュラルスピードで話す訓練だけであるということが分かったので、そのための手段を講じる事になった。
自分の英語力は英会話学校で他人と一緒に英語を学ぶレベルではないと考えていたので、英会話個人レッスンで英語を話す訓練をするのが一番いいと考えた。
最初の先生になったのはニューヨークから来て新宿で英会話の教師をしていたアメリカ人女性であった。
この女性とは5,6回ほど会ったが、この女生と話しているうちにだいぶ英語を話すことに慣れてしまったという記憶がある。
英会話個人レッスンと並んで英語の会話力向上に役立ったのがLanguage Exchangeだ。
これはnative同士がお互いの言語を教えあうというもので金銭のやり取りは基本的にはない。
ただお金を払って教えてもらうわけではないので、自分の目的にあったパートナーが必ず見つかるという保証はない。
また、これは英会話個人レッスンの場合にもいえることなのであるが、一口にnativeといっても、人にものを教えるということに向いている人とそうでない人とがいる。
英語を教えるという行為が得意な人もいればそうでない人もいるのだ。
自分の英会話力向上に役に立たないと感じた場合には、特にお金のからんでいる個人レッスンでは、別の教師に代えるという決断が必要となる。
この英会話個人レッスンとLanguage Exchangeで文字通り自分を英会話漬けにしたわけであるが、日曜日などには銀座の歩行者天国で外国人相手に話をするというようなこともしていた。
教師役になった人にはいろいろな人がいた。
英会話教師が大半であったが、中にはハワイ大学の教授、ニューヨーク大学大学院の学生、銀行員のイギリス人妻、アメリカ人の元歌手の女性、頭のきれる男で後にNHKの語学番組にレギュラー出演したアメリカ人男性(この人は大いに役立った)等々。
出身国も多様であった。アメリカ、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、ドイツ、オーストリア、イスラエル。
出身大学も色とりどり。
オックスフォード大学、ロンドン大学、UCLA、ブラウン大学、マギル大学、ボストン大学、ニューヨーク大学、ブリティッシュコロンビア大学、なんとか州立大学等々。
多種多様な英語に接したいという理由から、とにかく色々な人と会っては英会話練習を重ねていたが、外国人も色々で、中には抜けめのない(shrewd)という感じの女性もいた。
こうした英会話猛特訓を経て二度目の英検1級二次試験に臨むことになったが、結果は当初自分が思ったよりもいいものとなった。
英検1級二次試験スピーチ合格
英会話練習特訓の成果もかなり上がってきたのを実感しながらの英検1級再受験になったが、一次試験は免除されていたので二次のスピーチ試験のみということになった。
一回目の受験であまり早い順番でスピーチを行うのは得なことではないと感じたので、真ん中以降に試験の順番が来るように時間を見計らって入室した。
試験は試験官二人を前面に据えてUの字の形に受験者が着席して行なわれたが、さいわいな事に試験官二人を真正面に見る形で着席することができた。順番で言うとど真ん中より一人後であった。
試験問題のカードが配られたが、「私の人生における転換点」というテーマでスピーチをすることにした。
こちらのテーマの方が話しやすいと判断したからだ。
英検1級のスピーチ試験では、自分の話しやすい方のテーマを選ぶということも大事なので注意しておいた方がいい。自分の不得意分野のものは避けた方がいい。
「私の人生における転換点」というテーマを選択した瞬間に話す内容は決まった。名付けて「大学入試失敗の巻」。
それまでの人生の中では大きな出来事であった大学入試のことを取りあげたのだ。
「私の人生における転換点のひとつは、東京大学の入試に失敗して早稲田大学に行くことになったことだ。
それまでの私はどちらかというとうぬぼれたところもあり、この失敗により人間が謙虚になった」
本当はうぬぼれてなんかいなかったんだけど、
conceited(うぬぼれた)といういかにも英検1級向きの英単語を使いたかったので、話を創作したのだ。
また、スピーチの後の質疑応答ではわざとawe‐inspiring(畏怖の念を抱かせる)という単語を使った。
「東大生は日本ではawe‐inspiringな存在である」といった感じでね。
このことはけっこう重要で、
試験官にハイレベルの英語を知っているということをアピールすることは大事だよ。
「こいつなかなかできるな。英語をよく知っているな」と思わせることも必要なんだ。
その意味ではこの見せびらかし行為も、英検1級二次のスピーチ試験では”must(絶対に必要なもの)”のひとつであると認識しておくことだ。
スピーチの後の質疑応答は楽勝レベルだった。
イギリス人と思われる年配の試験官が「あなたが早稲田大学出身だということに感銘をうけました」なんて言ってきたから、
「日本の社会では早稲田と東大では評価が全然違う」とか「早稲田では政治学を専攻した」とか、試験というよりも世間話のような質疑応答になった。
結果的にはこの最後の質疑応答が試験の結果を左右したと考えている。
試験官はこの質疑応答の時のヌルハチの話しぶりから、この人物の英語のレベルは英検1級合格のレベルにあると判断したのだ。
試験終了後、スピーチの構成が今ひとつだったと感じたのでもう一回受けなおさなければならないかも知れないな、と思っていたが、幸運にも合格ということになった。
高校や大学入試ではまともに受かったためしがなかったので、この英検1級合格はちょっとうれしかったね。
以下で、英検1級受験に際してヌルハチが実際に使用したものと同種の教材や役に立つと思われるものを掲げておくので参考にして欲しい。
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